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胎児障害、早・流産の危険

漢方薬にも、附子、麻黄、甘草、桂皮といった成分がよく含まれていますが、それぞれ副作用があるので注意が必要です。例えば、附子はトリカブトの根を加工したもので、毒性を低下させてはいますが、神経を麻祥させる作用があります。これらの成分は、風邪のときよく使われる葛根湯にも入っていますし、冷えや肩こりなどの体質改善用に女性によく出される桂枝狭苓丸にも入っています。葛根湯には、葛根、甘草、桂皮、勢薬、生姜、大喪、麻黄が含まれています。甘草のグリチルリチンという成分のため、脱力、むくみ、血圧上昇、狭心症・心筋梗塞の悪化という副作用があります。また桂皮、萄薬、麻黄、大炎が原因で、かゆみを伴う発疹の副作用がありますし、麻黄(主成分一エフェドリン)が原因の交感神経興奮作用(不眠、発汗、頻脈、動悸)や肝障害などがあります。緑内障、前立腺肥大、糖尿病、甲状腺機能完進症の人は、麻黄を摂ってはいけないとされています。桂枝秩苓丸には、桂皮、惣薬、桃仁、秩苓、牡丹皮という成分が含まれています。副作用としては、桂皮による皮膚アレルギー、肝障害があります。さらに妊娠中の女性には、胎児障害、早・流産の危険があります。