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日本では成功しないビジネスモデル

日本では成功しないビジネスモデルと言われたインターネットショッピングに挑戦できたのも、戦闘型ビジネスから始められたからだ。いつでもやり直しできるという心の余裕があったから、思い切ったことができたのだ。もっとも戦闘型ビジネスを選んだ理由はそれだけではない。楽天は今、世界一のインターネット企業を目指している。そのためには、どうしてもどこかで戦争型ビジネスに転換する必要がある。戦争型ビジネスはスケールもダイナミックだし、ビジネスマンにとってやり甲斐のあるビジネススタイルでもある。楽天がその段階に達した今、僕のかかえている案件の大半が戦争型ビジネスに占められているのも事実だ。楽天のビジネスを世界に展開していく足がかりのひとつとして、2005年にはアメリカのリンクシェアという企業を4億1700万ドルで買収した。けれどその一方で、僕は楽天市場の出店者獲得のための営業も続けている。戦争型ビジネスに移行したからといって、戦闘型ビジネスはもうやらないということではない。戦闘型ビジネスには、とても重要な役割があるのだ。戦闘型ビジネスに明け暮れていた楽天市場の草創期は、今にして思えば楽天にとっての宝物のような時期だった。個々の出店者と濃密なつきあいができたからだ。

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