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オルターナティブ医療の利用

オルターナティブ医療の利用の広がりを考えると、政府が敬意をもって注目するのは当然だ。1992年に、上院議員トム・パーキン(TomHarkin)(民主党、アイオワ州選出)の提言で、オルターナティブ医療局が国立保健研究所(NIH)に創設された。オルターナティブ医療局は多数の実践医療の研究を課せられているが、内容は、ラコタのまじないホイールによる癒し、遠隔地テレパシーヒーリング、生物領域治療学、癌治療の目的でサメの軟骨組織の利用等で、そのほとんどが、一世代前にはまじめな科学者の注意をとらえることは決してなかっただろうし、科学分野の政府機関の間ではなおさらだった。今やそれらがまじめに取り上げられるようになった。すでにその短い歴史の中で、オルターナティブ医療局は激しい論争の中心地となった。論争は医療局の使命についてで、意見は大まかに二分されている。すなわち、オルターナティブ(代替)医療の科学的評価なのか(それをすれば、多くの療法が価値がないとはっきり証明されるだろうが)、あるいは医療局の独自の基準で採り上げたオルターナティブ(代替)医療について、その実際の事例を記録することなのか。明白なことだが、資金が与えられる研究プロジェクトは、どちらの使命が優勢であるかによって当然内容は違ってくる。今までのところ、その論争に明白な解決策はなく、オルターナティブ医療局は不安定な分裂状態にある。NIHだけでなく、他の機関もまたオルターナティブ(代替)医療を調べ始めている。例えば、ハーバード大学医学部付属病院の一つが「精神と体の医学研究所」(MindーBodyMedicineInstitute)を設立した。
(参考情報)
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